おじいたちの日記

2016/6/4 田植え体験実施しました。参加者スタッフ総勢124名。晴天の青空にも恵まれ子供たちはどろんこになりながらはしゃぐ声は心地よく、おたまじゃくしやカエル、いもりなどの水辺の動物もいっしょに楽しんでくれているようでした。田植えの後のとん汁とおにぎりは大好評で、瞬く間に完食。都市住民と地元住民との楽しいひと時となりました。しもやまの郷土種ミネアサヒを使った農薬・化学肥料を使わない環境保全型農法は、TPP自由化を前に、食の安心安全にこだわる私たちのメッセージです。 

香恋の田んぼ米の会 が

愛知県知事よりエコファーマー認定を受けました。

 

持続性の高い農業生産方式導入計画

作物名:水稲

認定年月日:平成28年1月12日

 

会メンバー一同、更にモチベーションを高め、お客様に

安心安全のこだわりのお米を提供して参ります。

 稲刈り体験開催!(手がまで稲穂を刈り取ろう!)

稲刈り体験開催しました。

時:10月3日(土) 9:30~13:30  場所:豊田市下山田代町地内

主催:しもやま緑地管理組合  参加費:大人1500円・子供1000円


2014/3、加賀市での生態系環境フォーラムに参加し、トモエガモの保全活動を通して生態系がもたらす安心安全を肌で感じ取る事ができ、有意義な時間を過ごさせて頂きました。その後、7月に石川県小松市が当地区にご視察に来られ農薬・化学肥料を使わない環境保全型農法の栽培現地説明と意見交換をさせて頂きました。10月には加賀市が同様のご視察があり受入れさせて頂きました。

2014/11/23 熱田区白鳥庭園で開催された「ファーム・エイド名古屋2014」に出展しました。

つや。ねばり・甘みがありとても美味しいと好評で、我々こだわりおじいは、セールスポイントを外す事無くアピールし、持参した3合米をすべて売り切ることができとても満足して帰途についた事を覚えています。

関連情報は、こちらをご覧ください。http://www.woodytoyota.net/satoyama/oshirase.html

2015/03/20 トヨタ生協試食交流会出展

この日学校が卒業式の日、トヨタ生協前山セレモニーホールにて開催された。トヨタ生協宅配事業部の主催でカタログ販売の商品を紹介しながら、宅配会員を増やすのが狙いで毎月行われている。組合員に我々のこだわり米「香恋の田んぼ米」の反応は上々。農薬・化学肥料不使用と湧水限定栽培を理解頂けてうれしい限りだ、透き通るようなお米ですね、湧水で栽培されるお米ならではの美しさだと思いますと言われ苦労が吹き飛ぶ思いだった。

2015/03/21湧水にこだわる我々香恋の田んぼ米の会メンバーは、田んぼに水を入れ圃場整備を始めていますよ。山赤ガエルの卵が今年も沢山です。これから夜になると家の外では山赤ガエルの大合唱が始まりとてもにぎやかです。4月には、種籾の温湯消毒・食酢消毒 5月には、播種・苗の育苗 6月には、いよいよ田植えとなります。今年もおいしくな~れと手を合わせます。

2015/04/04 郷土種ミネアサヒ種籾の温湯消毒を実施しました。 環境保全型農業のスタートとして、丈夫な苗づくりのための育苗技術を紹介します。

この温湯消毒は、種籾に付着するカビや病原菌(ばかなえ病、籾枯れ細菌病など)を化学農薬を使わずに消毒します。

300~400ℓの水を60℃まで湧かし、種籾を5㎏程度網袋に入れたものを必要数投入。熱がよくいきわたるよう網袋をゆすりながら10分間温湯消毒をするのです。

温湯消毒後は、氷水で冷却し15℃以下で一週間程度浸種します。香恋の田んぼ米の会のメンバーの高橋さんは、今年も丈夫な苗を作るぞ!丈夫な苗づくりが環境保全型農業の8割を占めるほど大事な工程であり、つまりはお客様に安心安全なお米を沢山届けたいと意気込んでいました。


2015/4/11 食酢消毒と催芽を実施しました。催芽は、温水循環式の設備を使って25℃~30℃でおよそ一昼夜で催芽します。この際、同時に食酢を40倍に希釈し混合して行います。温湯消毒だけでは十分な消毒ができない事もあり、褐変穂などの細菌性病害を予防する効果があります。今年は、250箱分の苗を作ります丈夫な苗にするためハトムネ状態まで目出しし、5~7℃で冷温保管します。長年の米づくりで培ってきたメンバーの加藤さんは、安心安全のお米づくりは、手間暇のかかる仕事だがここが重要な工程だと力を込める。

2015/4/12  冷温保管 催芽完了後、氷水で急冷し種籾の水切りをしっかり行って7℃の保冷庫に保管します。種籾の根の元となる組織の発達を促す重要な工程です。ハトムネ状態で止めないと播種の際うまく苗箱に落ちない不具合が発生しますので要注意です。

2015/4/20播種 種まきです。JA下山の協力によりライスセンターで実施。苗箱1箱当たりの播種量は150g以下です。多すぎると田植え機で3本程度の植え付け量にならないので注意です。(慣行の場合は、200g/箱)機械の調整が必要になります。

JA担当者言:JAとしても、消費者の安心安全意識の高まりもある、選択肢として環境保全型農業には協力して行きたいと考えている。

2015/5/20  散水と温度管理 苗高18㎝以上の健苗の出来上がりです。JA下山の苗づくりのプロ。8年以上の経験からくる自信と米づくりの知識は、参考にさせてもらっています。

2015/ 6/6  田植え体験 雨上がりの晴天にめぐまれ参加者50名スタッフ30名で盛大に実施しました。今年で7回目を数えリピーター参加者も年々増加しています。参加者は、植え付けの手順を生産者のおじいの指導で田植えが始まり、子供たちは田んぼの中ではしゃぎ泥んこになりながら最後まで植えきりました。ごくろうさま!お昼は、トン汁と香恋の田んぼ米のおにぎりを食べます。お腹もすいておいしいねと口々に話しながら、おじいの「苗づくりから田植えまでの温故知新」のお話に聞き入っていました。秋の稲刈り体験まで期間もあるので植えた田んぼを見に来たいなと言われる方もいて、大盛況の内に終了できました。用意した香恋の田んぼ米も完売!有難うございました。

2015/6/6  米ぬか散布 田植え体験の圃場に米ぬかペレットを散布します。雑草の抑草が目的です。圃場全体にまんべんなく丁寧に実施します。2~3週間すると水面に水草が覆ってきます。その水草が、太陽光を遮断し草の芽が伸びるのを抑制してくれます。苗が成長して草に勝つまでは、目が離せません。

2015/7/2  田植え後の栽培圃場 冷たい山の湧き水のため承水路(日寄せ池:幅1m深さ30cm以上)は欠かせません。温まった上水が圃場に入るように調整するのです。ご覧のように現在は、30㎝以上に育っています。水面には水草が覆い、抑草の一役をになってくれて自然に感謝です。

コロナ禍にあって将来を展望 2021.1

香恋の田んぼ米の会は、持続可能な将来的農業生産イノベーションを追求しています。

「自然の力で明日をひらく」という日本自然保護協会のメッセージに共感し、今後ともに里山の価値を発信していきます。

そこで、英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメブランド「ラッシュ」様に着目しました。ラッシュは、人・動物・環境に配慮したビジネスを展開しており、ごみをゼロに近づけるため持続的取り組みを推進しています。現在ラッシュは、世界49か国930店舗を展開し、日本では90店舗を展開する企業です。要望に応じて原材料提供して行きます。

豊かな里山のシンボル、サシバが営巣する下山・・・

サシバは、猛禽類の一種でタカ科に属する渡り鳥です。春になると東南アジアから日本に渡来し繁殖・子育てをします。秋になると東南アジアに戻っていくのです。サシバにとって餌となるカエル・ヘビ・バッタ・セミといった両性、昆虫類豊富な里山は、豊かな生態系に育まれていると言えます。この環境を守るために様々な団体と協力し、米作りに里山の豊かな付加価値を盛り込んだ原材料アイテムとして提供したいと考えています。